La Festa Mille Miglia 2009 Part.1 |
かつてイタリアで開催されたカーレース “ミッレ・ミリア(1000マイル)” に因んで、日本でもクラシックカーで1000マイルを走ってみようよということで97年から始められたスタンプラリーイベントが、この「ラ フェスタ ミッレミリア」です。昨年までは横浜の元町がルートに入っていたのですが、残念なことに今年は外されて、より一層遠いものになってしまいました。しかしそんなことでメゲてはいかんと、今回も原宿に向かい、続々とスタートを切るクルマたちをじっくり見てきました(今回も妻が写真をとってくれました)。
“La Festa Mille Miglia 2009”公式サイト |
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今年は10月10日スタート、13日ゴールです。普通10月のこの時期は晴天に恵まれることが多いものですが、残念なことにスタート前から雨が降り始めました。昨年も雨でしたよね。参加者の中にかなり強力な雨男か雨女がいると思うのですが・・・。しかも、スタートしてクルマがいなくなると、すぐに晴れてきた。 |
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会場は原宿、明治神宮前の広場。スタート前の会場内はクラシックカーオーナー達の同窓会のような状態で、ルックス的には自意識過剰のキモイ系の人が多数を占めていました。でもクルマはどれも素晴らしい!エンジン音も往年のレース会場を思わせるような迫力のある音。そして匂い。これで本当にチーム・マイナス6%に参加しているのかと疑問を持つほど懐かしい排気ガスの匂いが辺りに充満していました。 |
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会場にはスタート50分前くらいに到着したのですが、それほどの人だかりでもなく、ゲートのすぐそばから見ることができました。ゲートからスタートラインまで敷かれたレッドカーペットが、ミッレミリアの雰囲気を出していてわくわくします。最初にスタートを切ったのはBugatti T35C('27)。そのあとに次々と優雅なBugattiの名車達が続きます。 |
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Bugatti T37C('26)。こんな戦前のクルマたちを見られるだけでも凄いのに、1000マイルも走破できるなんて。 |
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車高の高さと簡素な作りがとてもかわいいBugatti BRESCIA T22/13R。夫婦や親子などで参加する方が多いのもこういうイベントの良いところだと思います。 |
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赤い帽子を被った誘導係は重要な役目を担っていますが、なんだかよくわからないスタッフがやたらにウロウロしていて非常に邪魔。仕事をしているようにも見えないし。やっぱりゆとり教育の影響なのでしょうか? |
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クラシックカーイベントではよく知られているBugattiやFiatなどの他にも、このSALMSON GS8やSINGERというような珍しいクルマも参加されていました。どのクルマも、おそらく機能を維持するためにはかなり手を入れていると思いますが、外観はほとんどオリジナルっぽいところが凄い。 |
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スタートしてから参加車の誘導をしていた係員の前に突如として現れた、額にサングラスの謎のスタッフ。誘導の真似事を始めましたが、同じ場所にふたりは必要ないでしょう・・・。しかもさっきまで必死に歩行者から守っていたレッドカーペットを、思いっきり踏んでるし。ゆとり教育、なのですか? |
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Bugattiの後にはBentley Speed 6('29)、Rolls Royce Phantom('25)と続きます。なんとありがたい光景でしょうか。このクルマは調子良さそうに見えたのですが、その後リタイアされたようです。 |
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上からRolls Royce 20HP('26)、Riley 9 Special('30)、Aston Martin Le Mans Competition('32)。毎年のように参加している方も多いようで、車体にはたくさんのステッカーが貼られていました。
イベントのスタート会場レポートはまだまだ続きます! |
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