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							JAEGER-LECOULTRE Master Ultra Thin 
									ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム 
										ref.145.85.70(145.840.797 B) 
										手巻き(cal.849)SS-case  | 
						 
					 
				  
					
				極薄のケースは見れば見るほど奇跡のよう。ただ薄いだけではなく、ケース裏の緻密な処理、ケースからラグにかけての滑らかなラインなどどこをとっても、一切無駄のない精巧なつくりに老舗ブランドの威厳を感じる。針の形状はインデックスと同じく楔形で、半分が無塗装のステンレス、半分が白く塗装されていて、シャープな印象。勿論オリジナルのムーブメント自体の薄さと美しさも素晴らしい。 
				
				
						
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							JAEGER-LECOULTRE Reverso Lady 
									ジャガー・ルクルト レベルソ レディ 
										ref 260.84.10 
										手巻き(cal.846)SS-case  | 
						 
					 
				  
					
				Masterと一緒に買った妻の時計。ベルトはジャガー・ルクルトやフランク・ミュラーのオリジナルベルトを造っている工房“ジャン・クロード・ペラン”で、色違いのものも作ってもらったので春夏は白、秋冬はピンク。ベルトの取り外しがワンタッチなのがいい。針は焼き入れのブルーでクラシックな印象。余計な装飾のないところに上品な高級感がある。 
				
				
						
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							JAEGER-LECOULTRE Reverso Classique 
									ジャガー・ルクルト レベルソ クラシック 
										ref.Q252.84.10 
										手巻き(cal.846)SS-case  | 
						 
					 
				  
					
				母の時計。私としてはベストオブジャガールクルトだと思う。最近のは大きすぎてどうも好きになれないが、これは男性用としても、女性用としても丁度いいサイズ。スモールセコンドの配置も、これ見よがしなところがなく、自然でいい。 
				
				
						
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							JAEGER-LECOULTRE Reverso Duetto 
									ジャガー・ルクルト レベルソ デュエット 
										ref. 266.84.10 
										手巻き(cal.844)SS-case ダイヤモンドセッティング  | 
						 
					 
				  
					
				これも母のもの。かわいらしいデザインよりも、男物が似合う人なので、黒ベルトのものを探していた。フローラルと呼ばれているインデックス数字が面白い。裏面はエナメルの文字盤になっていて、ギョーシェが美しい。上下に並べられたダイヤモンドセッティングも控えめで気が利いていると思う。 
				
				
						
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							BEDAT & Co No3. 
									ベダ&カンバニー No3. 
										ref.314.011.100 
										自動巻き SS-case  | 
						 
					 
				  
					
				ベダ・カンパニーは1996年に創業したブランド。18世紀頃からの歴史ある老舗がひしめく時計界においては、まだ新参だけど、カルチェを発展させたようなデザインには老舗にも匹敵する落ち着きを感じる。中でもこのモデルはケースに埋め込まれたリュウズ、細かく滑らかなブレス部分、文字盤の緻密なギョーシェなど、繊細さが際立っている。針のデザインも個性的で、見やすい。 
				
				
						
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							DUBEY & SCHALDENBRAND Spiral One 
									ダービー&シャルデンブラン シュピラール ワン 
										ref. DS / SP11 / ST/ BKW / LD 
										自動巻き(cal.Valjoux 7750)SS-case  | 
						 
					 
				  
					
				購入当時10人ほどの小さい工房で、比較的少量生産のメーカー。しかしデザイン性やクオリティレベルが高く時計界では有名。機械の彫刻は本当に芸術的。この緻密な作業工程だけでもこの時計の値段分くらいの価値があると思う。勾玉っぽいラグの形も面白い。 
				
				
						
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							FRANCK MULLER Montre Cintree Curvex Havana Master Banker 
									フランク ミュラー トノウ カーベックス ハバナ マスターバンカー 
										ref. 2852 MB HV 
										自動巻き SS-case  | 
						 
					 
				  
					
				フランク・ミュラーの初期の作。つや消しのベージュとシャンパンゴールドの文字盤、クロコダイルベルトの組み合わせで展開された“ハバナ”シリーズの一つ。マスターバンカーはミュラー氏が銀行家である友人の要望で制作した、一つのムーブメントで3つの時間を表示する、画期的な時計。とはいっても内容はシンプルで、リュウズも一つだけ。このモデルはまだフランク・ミュラー自身が製品開発に深く関わっていた頃の作品で、嫌味がなく、丁寧な造りでとても美しい。こげ茶のベルトとステンレスケースの組み合わせも好き。 
				
				
						
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							EBERHARD & Co Extra-fort 
									エベラール&カンパニー エクストラフォルト 
										ref. 319.51.1 
										自動巻き(cal.Valjoux 7750-Jaquet8147)SS-case  | 
						 
					 
				  
					
				1887年からジュネーブで時計造りを続けている老舗ブランド“エベラール”の時計。特に人気のあるエクストラ・フォルトは、一旦生産が中止され、これはその復刻版。文字盤、機械とも綺麗に磨きこまれていて、文字盤中央から放射状に入った細かいヘアラインが美しい。 
					日付窓の内側の壁面に映りこんだ数字を見てもその仕上がりのよさが分かる。国産の時計では、こういう映り込みはなかなか見られない。 
				
				
						
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							CHOPARD Mille Miglia 
									ショパール ミッレミリア 2001 
										ref 16 / 8407 
										自動巻き(cal.ETA 2894-2)Titan-case  | 
						 
					 
				  
					
				1927~1957年にイタリアで開催された自動車レース “ミッレミリア”。その伝説のレースを記念して、同名で復活したクラシックカーレースに協賛するショパールが、毎年異なるデザインと、機能で限定生産している時計。これは、2001年モデル。ラバー素材のベルトはタイヤのトレッドパターンをイメージしていて、カーボン模様の文字盤も引き締まっている。宝飾ブランドらしくなく、気取らないデザインがいい。 
				
				
						
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							JAEGER Mappin & webb (1940) 
									ジャガー マピン&ウェブ 
										ref. 810-24  
										手巻き(cal.Valjoux 22)SS-case  | 
						 
					 
				  
					
				老舗ジャガー・ルクルトが“JAEGER”のブランド名で販売していた頃のもの。ムーブメントはバルジューで“LECOULTRE”と刻印されている。文字盤にはJAEGERのブランド名と、イギリスの有名店“Mappin & webb”の名が入っている。当時のショップ特注品。細い針と、退色した金色のインデックスに気品を感じる。 
				
				
						
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							BREITLING Navitimer 1st (1952) 
									ブライトリング ナビタイマー 
										ref.806 
										手巻き(cal.Venus 178)SS-case  | 
						 
					 
				  
					
				ブライトリングの代表モデルであるナビタイマーの1952年に発表された初期型。ナビタイマーはパイロットウォッチの中でも、とても人気の高いモデルで、この初期型はその中でも絶品。市場には滅多に出回らない。この時計は動作も、ムーブメントのオリジナル性も完璧。ただ、ベルトだけはオリジナルではなかったのでジャン・クロード・ペランに、表面はクロコダイル、裏面はラバーの特注品を作ってもらった。さすがに注文から商品が届くまで2ヶ月以上かかった。 
				
				
				
				
						
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							CHRONOSPORT 
									クロノシュポルト 
										自動巻き(cal.Valjoux 7750)SS-case  | 
						 
					 
				  
					
				クロノシュポルトは、ドイツの時計職人ヘルムート・ジンが、設立したパイロットウォッチメーカー“SINN(ジン)”を売却し、新たに立ち上げた会社“Jubilar-Uhren(ユビラール・ウーレン)”のブランド名。ケースはシンプルなラウンド型で、ステンレスの削り出し。ケースからラグへのラインがシャープでとても美しい。これだけを見ても、ジン氏のセンスのよさと卓越した技術が伺える。ケースは側面、裏面から見ると鏡面仕上げで、ラグの上面と文字盤の壁面にあたるケース内側だけがツヤ消し仕上げになっている。これはおそらく、パイロットが機内で時計を見たときに、太陽光の反射を受けないようにするための処理と思われる。細部の精巧な処理が素晴らしい。ここまでの実質剛健主義的な完璧さはSINNや他ブランドのパイロットウォッチにはないと思う。 
				
				
						
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							POLJOT Chronograph 3133 
									パリョート クロノグラフ 3133 
										ref.25.07.1539-84 
										(cal.Poljot3133 - Venus150base)SS-case  | 
						 
					 
				  
					
				ロシアの国営時計メーカー“モスクワ第1時計公社”の製造するクロノグラフ。世界的に見ると高級時計ブランドというわけではなく、ベルトの作りなども完璧というには至らないが、エナメルの文字盤が美しく、ビーナスを元にしたオリジナルムーブメントも良く出来ていると思う。ケース裏にはロシア語の記述があるが、何が書かれているのかさっぱり分からない。盤面が大きく、強いインパクトがあるのが気に入っている。 
				
				
						
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							FORTIS B-42 Flieger Chronograph 
									フォルティス B-42 フリーガー クロノグラフ 
										635.10.12M 
										自動巻き(cal.Valjoux 7750)SS-case  | 
						 
					 
				  
					
				友人から譲り受けた巨大なパイロットクロノグラフ。フォルティス社はパイロットウォッチメーカーとして確固たる地位を築き、ロシアのユリ・ガガーリン宇宙訓練センターではオフィシャルウォッチに認定されている。1927年に世界で初めて自動巻きの腕時計を発明したのもこのメーカー。その自負もあってか、ローターの回転が驚くほど滑らか。何しろ巨大で、インパクトがものすごい。 
				
				
						
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							Delmar Tacy Watch Co. 
									デルマー 
										case# 9715633 
										手巻き 17石 SS-case  | 
						 
					 
				  
					
				これは祖父の形見で、大切な時計。デルマーというブランドはあまり有名なものではないらしく、入手元もよく分かっていないが、文字盤のエナメルと、インデックス数字がとても綺麗だと思う。同じく形見の品に別の時計の裏蓋があり、そちらは戦争の際、裏蓋(しかもメッキが剥がされてしまっている)以外を接収されてしまった。 
				
				
						
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							CASIO DATA BANK DBS-21 (1986) 
									カシオ データバンク DBS-21 
										Lithium 
										ALARM / Chronograph / Phone Book 
										Plastic-case / SS-back  | 
						 
					 
				  
					
				小学生時代に買ってもらった時計。80年代はこういう素晴らしいデザインの商品が溢れていた。このサイズで、ストップウォッチ機能、電話帳機能に加え、電話帳に登録した複数の人物の誕生日などを知らせるアラーム機能までついていた。今考えると驚くべき機能性。ただ、ボタン部分をスムーズにさせるための平面処理がアダとなり、経年変化で薄いプラスチックの保護膜が変質してしまった。 
				
				
						
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							SEIKO QUARTZ 
									セイコー クオーツ 
										ref.9642-5000 
										QUARTZ@SS-case  | 
						 
					 
				  
					
				父の形見。クオーツの時計。しかし、この時代の製品には逆にクオーツ時計の威厳のようなものが滲み出ている気がする。時計を見るだけで、車を運転しながらシフトレバーに手を置いていた父を思い出す。父はこの時計のベルトに、薄い金属板のカレンダーを付けていた。最近見ないが、今でもあるのだろうか? 
				
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